INSTALLATION for Track rail

天井に左の取り付け設備のいずれかが設置されているか確認します。
引掛埋込ローゼットにハンガー(両側のツメ)が無くても取り付けることができます。
大抵の場合、いずれかが設置されているとは思いますが、なければ設置が必要です。(設置には電気工事が必要です)

引掛埋込ローゼットに取付けていきます。
引掛シーリング設備は通常は5キログラムまでの器具を取り付けることができます。
今から取り付ける簡易ダクトレールの重さ約1.2キログラム(仕様を確認すること)を考慮すると、残り 3.8キログラムまでのペンダントライトやスポットライトなどを取り付けることができます。これを守らないと落下などの危険が伴いますのでお気をつけください。

取り付けは安全のため、絶対にスイッチを切った状態で行ってください。

簡易ダクトレール内に付属されている「ワンタッチアダプター」という部材をローゼットに取り付けます。アダプターの上部に金具が2箇所出ており、これをローゼットの2箇所の穴に差込み、回してロックするだけです。非常に簡単です。

本体を取り付ける前に「取付け金具」(写真のネジがある黒い金具)をワンタッチアダプターを通して固定します。
アダプター横のグリーンのラッチが金具を下から支えて金具が固定されます。
(部材の名称はメーカーによって違うので取り扱い説明書で確認が必要です)

レール本体を持ち上げて、レール中央のシーリングカバー内にある「本体側のコネクタ」を「アダプタ側のコネクタ」と接続します。

本体を持ち上げて「シーリングカバーに開いている広い穴」に、「取付け金具のネジ」を合わせて天井に押し付けてネジを締めていきます。この商品の場合ワッシャーも付いていますので、忘れないように取り付けます。


取り付けは二人がかりで行う方が楽ですが、一人の場合は片手で本体を天井に押し付けながら、もう片方の手でネジを留めます。1箇所留めると多少安定します。

下からみてネジを留めたところです。
ネジを完全に締めてしまう前に、レールを左右に回して向きを調整することもできます。

ネジを全て留めたら、レールの両側上にあるアジャスターネジを右に回して天井と設置させ、安定させます。


これで簡易ダクトレールの取り付けは完了です。

引掛シーリング用のペンダントライトを設置しする設定として、「ダクトレール変換プラグ」も取り付けます。

安易にスポットライトやプラグが外れないようにレールにはツメが付いており、変換プラグには取り付け方向があります。左写真のようにダクトレールのツメ側に変換プラグの切り欠き部が来るようにレールに90度(十文字)に当て、変換アダプタの金具をレールに入れてから90度回します。

イラストを参考にしてください。
逆に取り付けると変換プラグが取れなくなるのでかなり面倒です。お気をつけください。

このように取り付けます。

無理をしなければ、逆向きには取り付けられないようにはなっていますが、万一間違って取り付けてしまったら、力ずくで外すか工具などを使えば取り外せます。(怪我に注意です)

こんな感じになります。
ペンダントライトの台数分、変換プラグ均等に取り付けます。写真はペンダントライト3台を取り付ける場合。

ペンダントライトを取り付けた様子。フランジカバー(黒いカップ)があるペンダントライトを取り付ければ変換プラグは隠れます。
簡易ダクトレールでも、ペンダントライトを取り付けてしまえば、目線はペンダントに向けられるので、あまり気にならなくなります。後付け設備商品(Retro-fit)としてはかなりの優れものです。

ご不明点があれば、ご遠慮なくお問い合わせください。

最後の写真のペンダントライトは「GREENE 3台セット」です。この写真のように簡易ダクトレールとペンダントライトの3台セットで販売していますので、よろしければご検討ください。

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